華子の知らない世界  

歴史も都市伝説も大好きな華子のブログです。

【タイムトラベル】アントワネットと目が合った!庭園での不思議な出来事

アントワネットを見た寮長達

マリーアントワネット

タイムトラベルした体験談は多くありますが、最も有名と言えるお話です。

2人の女性達がイギリスからフランスに旅行に出かけました。

ひとりは、シャーロット・アン・モーバリー。オックスフォード大学の女子寮で最初の寮長を務めています。

もうひとりは、エリノア・ジュールダン。前出したモーバリーの後を継いで寮長になります。

2人はヴェルサイユで体験した出来事を本にしています。

8月10日に起きた事

プチトリアノン宮殿

1901年8月10日、ふたりはヴェルサイユ宮殿を巡った夕方4時頃プチ・トリアノン宮殿に向かいました。

プチ・トリアノン宮殿とは、マリー・アントワネットがプライベートな時間を得る為に好んだ小さな宮殿です。

贅沢で豪華な生活が伝えられるアントワネットですが、実は豪華なバラ模様よりも華憐な小花柄が好きだったとも

オーストリアの農村で出される郷土料理が好きだったとも言われています。

この宮殿は、ルイ15世がポンパドール夫人の為に建てその後デュバリー夫人に与えました。

その後

王位に就いたアントワネットの夫、ルイ16世がマリー・アントワネットに贈りました。

モーバリー婦人とジュールダン婦人のふたりは、プチ・トリアノン宮殿に向かう途中迷子になってしまいました。

徒歩で30分以上かかる道を

プチ・トリアノン宮殿に入るはずの大きな通りを間違え、横道に入ってしまった様でした。

ふたりはお互いに言葉にしませんでしたが、胸騒ぎがする様などんよりした気分になっていたと言います。

モーバリー婦人は、窓越しホコリをはらっている家事をしている女性を見かけます。

同じ時ジュール婦人も使い古された農具が置かれたままの農家を見ていました。

そしてふたりは、2人の男性に出会います。

男性達はとても厳格な官吏の様な雰囲気で、言葉を発する事はなくジュスチャーで「このまま歩いて行きなさい。」と促したと言います。

何より不審に感じたのは男性二人の服装でした。

グリーンの上着、、3つの特徴のある飾りの付いた帽子。

それらは現代の物とは思えないものだったそうです。

彼らに促された通りに歩いて行くと、女性2人が立ち話しをしている光景に出会いました。

ですが、ジュール婦人は気が付きました。

その2人が全く動かない事に。

マリーアントワネット

2人の婦人は、迷いながらもプチ・トリアノンに到着します。

すると、天然痘にかかった痕跡のあるお顔の男性が庭に座っているのが見えました。

彼の表情は好意的ではなく、ふたりの婦人は怖くなり足早に通過します。

次に出会ったのは、背が高いハンサムな男性で

黒い髪を巻き大きな帽子をかぶっています。

おおげさとも感じるジェスチャーを交えながら彼は言ったそうです。

「そちらには行かない方が良いですよ。」と。

彼はこれ以上、庭には居ない方が良いと教えてくれた様でした。

そして、ふたりの婦人は目撃します。

「夏用の軽やかなドレスに白い帽子をかぶった貴婦人がスケッチをしていました。

時代を感じる服装でした。」

彼女達は、この不思議な体験を忘れる事は出来ませんでした。

その後、ふたりは歴史を調べます。

そして彼女達が宮殿を訪れた8月10日は、民衆にパリが包囲され王の護衛兵達に大きな

被害を出した日だったと知ります。

更に、好意的ではない視線を向けて来た男性の肖像画を発見します。

彼は、マリー・アントワネットの親友の一人でヴォードルイユ伯爵だったのです。

最後に出会った貴婦人がマリー・アントワネットであった事も絵画から確認したのでした。

不思議な体験

この様な不思議な体験をしたのは、ふたりの婦人以外にも度々報告されているそうです。

18世紀の服装をした人々に出会った、姿は見えないのにドレスの擦れる音が聞こえて来たと。

マリーアントワネット

同じ様な体験をした方は他にもいるそうです。

18世紀の豪華な服装をしてスケッチをしている女性に話しかけたら、奇妙なフランス語だったとか

その貴婦人に不思議そうに見返されたとか。

 

1928年にもイギリス人のふたりの女性達が同じ様な体験をしました。

彼女達は帰国後、モーバリーとジュールダンの書いた本を読み自分達の体験が幻ではなかったと知りました。

 

私がタイムトラベル?!と思った理由は、こちら側だけのアクションではなく相手側もこちらを見ていたという事です。

 

モーバリーとジュールダンが見た光景は勘違いであると唱える人も現れます。

「彼女達が訪れた時、グルフュール夫人が仮装パーティーを開いていた。それを見たのでしょう。」と。

それを信じた出版社が2人の著書を絶版にしてしまいます。

ところが・・そのパーティーは彼女達が不思議な体験をした7年も前の事だと分かりました。