華子の知らない世界  

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地下室で育てられた謎の少年カスパーハウザー。彼は何故閉じ込められたのか?

カスパーハウザー

19世紀最大の謎と言われる少年の話です。

あまりに有名なのでご存じの方も多いかな。

謎の少年カスパー・ハウザーはドイツのバイエルン州ニュルンベルクで発見されました。

その時の彼は推定15~18歳くらい。

身長150センチ。

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ウンシュリット広場でうずくまっていたそうです。

保護された時、歩く事がスムーズではなかったといいます。

「どこから来たの?」と聞いても言葉が理解出来ていない様だったとの証言もあります。

一方では「レーゲンブルクから来ました。」と答えたとの説もあり。

 

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彼は手紙を持っていて それは

ニュルンベルク駐留第六連隊第四騎兵中隊長あてでした。

彼を保護した人物は、宛名の男性と思われるフリードリヒ・フォン・ヴェッセ大尉に会わせます。

そこでカスパーは、もう一通の手紙を大尉の従者に手渡しました。

その時のカスパーの印象を大尉の従者はこう言っています。

 

「カスパーはとても疲れているみたいでお腹も空いていたみたいだ。

歩き方も気になった。

食事を出したがお肉もビールも受け付けなかった。

彼が喜んでくれたのは、黒パンとお水だけだった。」と。

その後、帰宅した大尉はカスパーと対面しましたがやはり会話は成立しなかった様です。

 

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謎の手紙

「この少年は読み書きは出来ますが、1812年以降外出させていません。

父の様な騎兵になりたいと言っているので

やっていけると思います。」

大尉は全然心当たりのない事なので困り、警察に預ける事にしました。

警察に移されたカスパーは、読みやすい文字で自分の名前を書きましたが

それ以上の事は書けないようだったそうです。

会話も同様でした。

 

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謎の少年カスパー・ハウザーは、あっという間に世間の注目人物となりました。

彼はパンとお水以外は口に会いません。

例えばお水にコーヒーを一滴だけ混ぜても察知し、体が受け付けない。

パンに何かを混ぜて焼いても同様。

鏡に映る自分を見てうなったり自分自身と認識出来ず攻撃的になったり

ロウソクが熱いものだと知らず、炎をつかもうとしました。

彼はどこかの場所でこっそりと育てられた・・・それはどうやら本当の事だったのです。

カスパーが言葉を覚え語り出すと、その生活が見えてきました。

 

●彼はあの日自分を広場に連れ出した男性以外の人間を見たことがない。

●起きるとパンとお水があった。

●時々、お水が苦かった。その後は寝てしまい起きると新しい服を着ていて掃除もされていた。爪も切ってあった。

 

彼の正体

カスパーハウザーは、王族か貴族の隠し子ではないか?と噂される様になります。

刑法学者のアンゼルム・フォン・フォイエルバッハは、カスパーはバーデン公国の世継ぎであるが権力闘争の巻き添えになったのではないか?

おそらくカスパーは生まれてすぐに命を守る為に隠されたのだろうと推測しています。

2000年に入ってから、カスパーの身分の確認の為にDNA鑑定が行われました

それにより、ドイツの王族ではないと結果が出ています。ところが・・・のちにカスパーのDNAサンプルは別人のものだったと判明。

そして渦中のバーデン大公家は一族の記録公開を拒否し続けています。何故公開しないのか?謎が深まります。カスパーの正体は不明のままです。